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バイクに乗って寒くない服装は?体温以外の熱を有効活用する

この記事は約 14 分で読めます。

電熱装備は全身あります。
管理人のヒキです。 
 
今日は冬の服装について 
お話をしたいと思います。 
 
バイクは楽しいですが 
冬は寒い乗り物。 
 
「寒くない服装はないの?」 
と思う人も多いでしょう。 

まず結論から言うと加温すれば 
大丈夫です。

 
冬のバイクは耐えられる寒さで乗る。 
 
基本はこのレベルの 
装備だと思っています。 
 
「寒くない」や「暖かい」を目指すと 
気軽に乗れなくなっていきます。 
 
でも、乗り方は人それぞれ。 
 
休日だけだったら 
手間がかかっても暖かく乗りたい。 
 
そういう人だっているでしょう。 
 
今回は温かいを目指して 
完全防寒対策を考えてみます。 
 
基本的な寒さ対策は 
こちらの記事でお伝えしています。 
 
バイクで冬の服装はどうする?氷点下でも快適にできる方法 
 
 
風をさえぎるなどの基本は 
できている前提でお伝えしていきますね。

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冬でも寒くない服装は?

暖かいを目指すなら 
熱源が必要になってきます。 
 
普通の防寒は体温を逃がさない。 
 
これだけでやっています。 
 
 
でも、バイクだと 
これだけでは無理があります。 
 
 
家でも車でも暖かくするには 
暖房を使いますよね。 
 
バイクでも同じように体温以外の熱源で 
加温する必要があります。 
 
使える熱源は大きく分けて二つ。 
 
・電熱装備 
 
・カイロ 
 
この二つの中でも 
それぞれいくつかに分かれます。 
 
長所も短所もあります。 
 
順番にお伝えしていきますね。

電熱装備の長所と短所

まずは電熱装備。 
 
電熱ウェアも普及してきました。 
 
ベストやジャケットはもちろん 
タイツやグローブ。 
 
靴用のインソールも発売されています。 
 
 
これら全部を併用すれば 

・上半身⇒ジャケット、ベスト 
 
・下半身⇒タイツ 
 
・手  ⇒グローブ 
 
・足  ⇒インソール

 
頭以外の電熱装備はそろっています。 
 
頭はヘルメットがあるので 
寒くないと思います。 
 
 
あごや顔は寒いですが。 
 
ここもその気になれば 
電熱でいけますよ。 
 
市販品としてはありませんが 
汎用の電熱シートがあります。 
 
ヒーターパッド 
 
 
フェイスマスクなどに貼りつければ 
電熱装備になりますよ。 
 
そこまでしなくても防風素材だけで 
大丈夫だとは思いますが。 
 
 
これだけの熱源があれば 
暖かい状態も作れます。 
 
作れますが問題も。 
 
 
電源です。 
 
 
電熱装備の電源は 
 
 
・バイクのバッテリー 
 
・充電池(モバイルバッテリー含む) 
 
 
この二つに分けられます。 
 
 
電熱装備を使うなら 
どちらかからの電気が必要です。 
 
バイクはエンジンをかけていれば 
発電しています。 
 
発電していますが全身の電熱装備を 
使い続けるのは無理です。 
 
 
モバイルバッテリーなどの充電池は 
一ヶ所につき1個必要。 
 
ジャケット、タイツで各一個。 
左右のグローブで各一個。 
左右のインソールで各一個。 
 
合計六個必要になります。 
 
 
1日もたせようと思ったら 
最低でも10000mAhくらいは必要。 
 
それが6個もあれば 
それなりの重さになってしまいます。 
 
 
モバイルバッテリーに差しこみ口が 
複数あれば共用することもできます。 
 
数は少なくできますが 
使える時間も短くなりますけどね。 
 
これが電熱装備のデメリット。 
 
 
実際に使うとしたら 
バイクのバッテリーも併用するのが 
現実的でしょう。 
 
 
指先までしっかり暖めたい 
電熱グローブはバイクのバッテリーから。 
 
ジャケットやタイツは 
バイクから離れても使える 
モバイルバッテリー。 
 
インソールは充電池内蔵式。 
 
 
これならモバイルバッテリーは二つ。 
これくらいが現実的でしょう。 
 
 
インソールは内蔵電池が小さいので 
連続使用だと半日ももちません。 
 
寒い時間帯だけにするか 
2~3セット持っていって 
電池が切れたら交換しましょう。

カイロの長所と短所

次はカイロ。 
 
カイロの長所は 
電気を使わないことです。 
 
電熱装備の弱点だった電源が 
カイロにはありません。 
 
短所は暑くなっても 
止めることができないこと。 
 
バイクに乗っているだけなら 
暑くなることはないでしょう。 
 
バイクの装備で歩いたり 
建物の中などに入ると 
暑くなることもあります。 
 
ジャケットを脱ぐくらいなら 
簡単にできますよね。 
 
でも、カイロは普通 
体に近いところで使います。 
 
貼るタイプならジャケット以外に 
付けていることでしょう。 
 
暑くなっても止められないのが 
カイロ最大の短所です。 
 
 
ツーリングに出かけたら 
室内にほとんど入らない。 
 
そう言う人には 
カイロは有効な防寒対策です。 
 
 
寒くなくなるまで個数を増やせば 
暖かいツーリングも可能です。 
 
貼るタイプなら腕や足だって 
簡単に暖められます。
貼るカイロは手軽に使えます。
 
貼るカイロ足用
 
 
カイロは使い捨てがほとんど。 
 
大量に使うと費用がかかるのも 
欠点ですね。 
 
 
使い捨てでないカイロもありますが 
体以外だと使い勝手が悪いです。 
 
使い勝手は悪いですが 
火を使うタイプは熱量があります。 
 
ジャケットの内ポケットに入れておくと 
なかなか暖かいですよ。 
 
 
電気式のカイロも普及してきました。
カイロにもなるモバイルバッテリー
 
電気カイロ
 
 
名前はカイロですが 
発熱するモバイルバッテリー。 
 
どちらかというと 
電熱装備に近い気がします。 
 
温度調節ができたり 
止めることができたり。 
 
長所も短所も電熱装備です。 
 
1日使うことを考えると 
昔ながらのカイロのほうが長持ちします。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
冬でも寒くない方法について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・風をさえぎることが基本。 
 
・電熱装備かカイロで加温する。

 
冬のバイクは寒いです。 
 
高価なジャケットなどを着ても 
体温だけではなかなか暖まりません。 
 
特に指先。 
 
ハンドルカバーを使わないなら 
外部の熱で暖めましょう。 
 
グリップヒーターか電熱グローブ。 
 
操作にも影響してきますから 
しっかり対策をしたい部位です。 
 
 
それ以外の場所も必要に応じて 
熱源を用意すれば快適です。 
 
多用すれば寒くない状態だって可能。 
 
そこまでするのは 
手間がかかりますけどね。 
 
我慢できる寒さ。 
 
このあたりを基準に考えると 
ほどほどの手間で楽しく乗れますよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
10代のころから寒さ対策は 
色々試してきました。 
 
新しい物を買って寒くないと思っても 
体はそれに慣れてしまいます。 
 
歳を重ねるごとに 
寒さに弱くなると言うのもありますが。 
 
バイクに乗って初めての冬。 
 
その頃の装備と今とでは 
比べものにならないくらい暖かいはず。 
 
それでも色々試したくなります。 
 
半分はただの物欲ですけどね。 
 
 
結局きりがありません。 
 
車と違って暖房が使えない以上 
寒くない服装なんてありませんから。 
 
暖かく快適なのが良ければ 
車を使えばいいんです。 
 
冬眠しないライダーなら 
耐えられる寒さで走りましょう。 
 
冬のバイクだからこそ 
感じられる楽しみだってありますよ。