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管理人のヒキです。
今日はイヤホンについて
お話をしたいと思います。
バイクに乗りながら
音楽やナビの音声を聞きたい。
イヤホンなら簡単にできそうですね。
でも、法律的にはどうなのでしょうか?
地域によって違います。
一般的に
・イヤホンは違法。
・スピーカーは合法。
こう言われていますが。
それも都道府県ごとに違うので
正確かどうかは分かりません。
法律の基準は
「外部の音がよく聞こえない。」
あとはこの状況を
どうやって判断するのかです。
イヤホンも片耳なら捕まらない。
こんな話も聞きますが
実際の運用は条例で定められています。
一例として東京都。
以下に引用します。
東京都道路交通規則・第2章 第8条 5
このように明確な基準は
書いてありません。
難聴者の補聴器は例外と
明記してあるだけです。
安全に運転できるのであれば
両耳で使っても問題ない可能性も。
結局は現場の警官次第。
小さな音量で使っていても
運が悪ければ捕まるかもしれません。。
つまらないことで捕まって
罰金を払うより対策をしましょう。
対策の前にちょっと脱線しますね。
この規則の日付は昭和46年11月30日。
規則ができた日なのか
施行された日なのかまでは知りませんが
古い文章です。
読んでいくとなかなか面白いことも
書いてありますよ。
先ほどの第2章 第8条の続きにある16。
こんな規則を作らなければならない。
時代もあったのですね。
第2章 第10条では積荷の制限など。
(2)のイでは
1 , 5 0 0 キログラムをそれぞれこえないこと。
こんなことまで書いてあります。
現在の都内で牛馬車を
使っている人が居るのでしょうか?
自分の住む地域の条例も読んでみると
面白いかもしれませんよ。
話を戻して対策です。
違法の可能性が少ないのはスピーカー。
バイクで何かを聞きたいなら
こちらのほうが無難だと思います。
理由としては警察も使っているから。
白バイ隊員もヘルメット内の
スピーカーは使っています。
警察と同じ装備なら
捕まることもないでしょう。
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
イヤホンの違法性について
お話ししてきました。
簡単にまとめると
都道府県の条例で決まっている。
・イヤホンを両耳で使うと
違法の可能性が高い。
・外部の音も聞きやすい
スピーカーのほうが無難。
現実的には捕まる可能性は
かなり低いでしょう。
そもそも警察にとめられる状況が
あまりないですよね。
僕は10代のころから
バイクに乗っています。
でも、違反以外でとめられたのは
一回しかありません。
それも高速に乗ってすぐ。
料金所のところで
免許所の確認をされたくらいです。
「捕まらなければ良い。」
と言うわけではありませんが
常識的な音量なら問題ないでしょう。
外部の音が聞こえないと言うなら
車だって同じですから。
あまり大きな音は
耳のためにもよくありません。
周りの状況が分かる程度の音量で
音楽を楽しみましょう。
最後に僕の経験をお話ししますね。
そもそもバイクに乗りながら
音楽を聴かない。
そういう人も多いと思います。
僕もツーリングの時は聴きません。
ですがスピーカーは使っています。
ナビや取り締まり警告の
音声を聞くために。
今はインカムも普及してきて
ヘルメットも変わってきました。
スピーカーをつけるための空間が
用意されていたりしますから。
以前は自分で加工が当たり前でした。
加工するのはヘルメットの内装。
安全にもかかわってくる場所です。
なるべく削らないように
小さな加工にしていました。
昔ながらのトランシーバーも
いまだに使うことがあります。
その友人とだけは何年経っても
時々ツーリングに行っています。
お互いその時にしか使わない装備。
インカムも高いですから
買い替える話にはなりません。
年に一回とかの頻度ですから。
無線機は専用の片耳スピーカー。
マイクとセットで左耳に使います。
ナビ用はスピーカーが二つ。
無理やり右側に二つつけています。
内装も加工してありますが
それでも耳に当たります。
一日使っていると
さすがに痛くなってきますよ。
もっと削ればよいのですが
安全性もありますし。
使う頻度が少ないので我慢しています。
無線もナビも無くても困らない装備。
使わなければスピーカーもいりません。
でも、あれば快適。
音楽だって同じです。
バイクに乗って音楽を聴くことに
否定的な人もいます。
でも、そこは個人の趣味。
事故を起こさないなら
悪いことではありません。
安全に楽しく。
そんなツーリングをしたいですね。