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バイク用のプロテクターは通勤に必要?事故のリスクを考える

この記事は約 11 分で読めます。

体を守るバイク乗りの鎧
管理人のヒキです。 
 
今日はバイク用のプロテクターについて 
お話をしたいと思います。 
 
通勤でバイクを使う人だと 
気になるのがプロテクター。 
 
こんな悩みはありませんか? 
 
 
・必要なのは分かるけど 
毎日だとめんどくさい。 
 
・つけるのに時間がかかるし 
効果は本当にあるの? 
 
 
まず結論から言うとプロテクターは 
できれば使ったほうが良いです。 
 
 
僕も通勤はスクーター。 
 
だからつけたほうが良くても 
めんどくさいと思うのも 
よく分かります。 
 
だからこそ 
できれば使ったほうが良いという 
言い方になります。 
 
手間をとるか、安全性をとるか。 
 
このあたりの考え方を 
順番にお話ししていきますね。




プロテクターは簡単に分けると 
二種類の付け方があります。 
 
単体でつける方法。 
 
ジャケットにつけてあって 
着るだけですむ方法。 
 
 
それぞれに長所と短所があります。 
 
 
プロテクターを単体でつけると 
自分の体にあわせやすいです。 
 
例えばジャケットで考えて 
肩とヒジにプロテクターがあるとします。 
 
肩幅は人によって違いますし 
腕の長さも違いますよね。 
 
肩の位置はあうけど 
ヒジの位置はあわない。 
 
もちろん逆の場合も。 
 
ジャケットだとつける位置が 
決まっていますから 
そんなことだって起こりますよね。 
 
 
単体だったら肩だけ、ヒジだけと 
位置をあわせてつけられます。 
 
位置をあわせてつけられますが 
そのかわり手間がかかります。 
 
 
肩とヒジだけだって 
四ヶ所になりますよね。 
 
背中や胸など場所が増えれば 
それだけつける手間も増えます。 
 
ジャケットだったら 
着るだけで全部つけられますよね。 
 
このあたりをどう考えるか。 
 
プロテクター選ぶときの 
重要なポイントです。 
 
 
つける場所が増えれば 
安全性は上がります。 
 
安全性が上がるのなら手間は気にしない。 
 
そういう人にも 
もう一つ注意点があります。 
 
 
重さです。 
 
 
プロテクターが増えれば 
当然ですが重くなります。 
 
僕がツーリングなどで使う 
冬用のジャケットは 
裾が長いコートタイプ。
バイク用ジャケット
 
肩、ヒジ、背中のプロテクターが 
標準装備。 
 
オプションの胸も追加してあります。 
 
これでジャケットの重量が 
約2kg。 
 
2kgあっても着たときは 
あまり気になりません。 
 
そのかわり脱いだときに 
軽くなったと実感します。 
 
肩こりがひどい人などは 
気になるかもしれません。 
 
そのあたりのことも 
考えてみて下さい。 
 
 
ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
通勤時のプロテクターの使用について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 
 
 
・単体はつけるのに手間がかかる。 
そのかわり場所の調整がしやすい。 
 
・ジャケット一体型だと 
手間はかからないが 
位置の調整がしづらい。 
 
・付ける部位が増えるほど 
重さも増えていく。 
 
 
安全第一と言いますが 
安全にはコストもかかります。 
 
プロテクターを買う費用だけでなく 
つけるのにかかる時間もコストですよ。 
 
例えば肩、ひじ、ひざに 
単体でとりつけるとします。 
 
合計6カ所。 
 
取り付け、取り外しに 
それぞれ5分かかるとすると。 
 
毎朝10分。 
月曜日から金曜日で合計50分。 
4週間で200分。 
 
一ヶ月で200分使うことになります。 
 
あなたの時給で考えたら 
いくらになりますか? 
 
 
毎日のことですから安全もコストも 
どちらも重要です。 
 
自分の中で基準を決めて 
しっかりバランスをとりましょう。 
 
 
最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
 
僕は通勤途中で 
事故にあったことがあります。 
 
その時のドラレコの映像です。


信号無視してきた車と 
ぶつかりました。 
 
当然転倒です。 
 
そこそこ急な上り坂で 
ブレーキも多少はかけられました。 
 
少しはスピードが落ちたのでしょう。 
 
幸いなことに体は 
たいしたケガを負いませんでした。 
 
 
この時は左側に転倒。 
 
腰というかお尻を強打しました。 
 
それ以外にも左のスネや 
左ひじあたりをすりむきました。 
 
 
一般的なプロテクターだと 
ほとんど守れない箇所です。 
 
ヒジくらいでしょうか。 
 
スネの傷は横側でしたし 
お尻を守れるのは 
あってもソフトパッドでしょう。 
 
スノーボード用などでもあります。 
 
お尻にハードパッドがある製品を 
僕は知らないです。 
 
 
プロテクターは体を守ってくれますが 
あくまでその部位だけ。 
 
万能ではありません。 
 
もちろんあったほうが良いですが 
絶対に必要とは思っていません。 
 
 
それよりも長そで長ズボン。 
こちらのほうが重要だと思っています。 
 
この時の事故でも 
スネの部分はズボンだけ。 
 
布一枚の防御力です。 
 
生地の厚さにもよるでしょうが 
これだけでも全然違います。 
 
そでの部分も破けましたが 
その場所はすりむいてもいません。 
 
たった布一枚ですが 
有ると無いとでは全然違いますよ。 
 
 
プロテクターは真夏だと暑いですが 
長そでは直射日光をさえぎれます。 
 
日焼け対策も含めて 
夏でも着たほうが涼しいです。 
 
冬は重ね着をしますから 
肌の露出はないですよね。 
 
プロテクターよりも現実的な 
ケガの防止策だと思っています。 
 
 
ツーリングと違って 
通勤、通学は毎日のこと。 
 
毎日のことだからこそ 
現実的な対策が必要です。 
 
最近のバイク用ジャケットは 
プロテクターの標準装備も増えました。 
 
手軽に使えるのが 
最大の利点だと思います。 
 
できることなら最低限 
この程度の装備はしておきたいですね。