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スモークシールドは夜間でも見える?長所と短所を知っておく

この記事は約 13 分で読めます。

標準装備のライトスモークとスモークです。
管理人のヒキです。 
 
今日はスモークシールドについて 
お話をしたいと思います。 
 
昼間の太陽のまぶしさを 
緩和してくれるスモークシールド。 
 
晴れた日にはありがたい装備ですが 
気になるのは夜のこと。 
 
明るいときは見えますが 
暗くなってからはどうなのでしょうか? 

まず結論から言うとスモークシールドは 
夜の視認性は落ちます。

 
あの色ですから当たり前ですよね。 
 
とは言え運転できないレベルかと言えば 
市街地なら何とかなります。 
 
もちろん通常よりは見づらいですが。 
 
実際にどの程度の危険性があるのかや 
使う場合の注意点などを 
順番にお伝えしていきますね。

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スモークシールドは夜間でも使える?

夜に使える範囲

スモークシールドといえども 
夜は全く見えないという 
わけではありません。 
 
自分が住んでいる地域で買い物に出たら 
予想外に遅くなり夜になった。 
 
これくらいなら心配ないです。 
 
制限速度を守って運転すれば 
事故を起こす確率は少ないでしょう。 
 
 
土地勘のない場所や 
ヘッドライトしか明かりがない山道。 
 
こんな場所だと 
とっさの対処ができません。 
 
クリアシールドだとしても 
反応が遅れるような状況です。 
 
スモークシールドで走ることは 
極力控えましょう。 
 
 
土地勘がなくても 
市街地なら大丈夫そうですが。 
 
知らない土地は普通に走るだけでも 
注意力が散漫になります。 
 
いろいろな情報を処理する 
必要がありますからね。 
 
・道はあっているか? 
 
・制限速度は何キロ? 
 
・片側2車線の道で 
1車線だけ渋滞しているのはなぜ? 
 
・次の交差点は右折レーンや 
左折レーンがあるか? 
 
いくつか例を挙げましたが 
いつも使う道なら 
分かっていることばかりです。 
 
知らない道を走るときは 
意識していなくても 
これらのことを考えています。 
 
それだけの情報を処理しているところに 
さらに視界の悪さが加われば 
処理が遅れる原因にもなりますよね。 
 
とっさの反応が0.1秒遅れるだけで 
結果はかなり違います。 
 
ぶつかる前に止まれた。 
 
ぶつかる前に避けられた。 
 
これくらいの違いがあっても 
おかしくありません。 
 
スモークシールドを夜に使うのは 
極力避けましょう。

スモークの濃さ

スモークの濃さによっては 
夜でも問題ない物もあります。 
 
分かりやすい基準としては 
可視光線透過率が70%以上。 
 
ここを一つの目安にしましょう。 
 
 
なぜこの数字かといえば 
車のフロントガラスの基準です。 
 
 
車のフロントガラスには 
可視光線透過率の基準があります。 
 
だからリアはスモークでも 
フロントがスモークの車は 
ほとんど見かけません。 
 
まれにいますが違法改造車。 
 
整備不良で警察に捕まっても 
文句は言えない車両です。 
 
 
ヘルメットのシールドに 
可視光線透過率の基準はありませんが。 
 
夜に見えなくなるのは同じ。 
 
だったら車で安全とされる基準を 
参考にしましょう。 
 
 
実際ヘルメットメーカーでも 
可視光線透過率を基準にしています。 
 
アライのホームページを確認してみると 
シールドの濃さは4種類有ります。 
 
色名と可視光線透過率を並べると 
 
クリアー 約90% 
ライトスモーク 約70% 
セミスモーク 約50% 
スモーク 約20% 
 
このように記載されています。 
 
 
夜間や悪天候時は 
クリアーかライトスモークの使用を 
推奨しています。 
 
可視光線透過率で言えば 
70%までですよね。 
 
車のフロントガラスと 
同じ基準です。

可視光線透過率70%の濃さ

可視光線透過率70%の濃さは 
どれくらいなのでしょうか? 
 
あくまで個人的な主観ですが 
知らなければクリアーだと思う程度です。 
 
アライで言えばヘルメットの標準装備が 
ライトスモークの製品も多いです。 
標準装備のライトスモークとスモークです。
 
やはり夜使うことを考えると 
その程度の濃さが限界です。

対処法

対処法としては 
夜用のシールドも持ち歩くことです。 
 
昼間はスモークシールドを使いたい。 
 
でも帰りが夜になる。 
 
そんな時は二つシールドを 
持っていきましょう。 
 
荷物になるのが欠点ですね。 
 
 
荷物になるのが嫌なら 
別の方法を考えるしか有りません。 
 
現実的な方法としてはサングラス。 
 
昼間はサングラスを使い 
夜になったら外す。 
 
一番簡単な方法ですね。 
 
走行中の脱着は難しいですから 
トンネルなどで暗くなると 
対処できない欠点はあります。 
 
 
最近はヘルメットにサンバイザー付きの 
製品も増えてきました。 
サンバイザーは便利だけど重くなります。
 
走行中でも操作できるので 
トンネルなども対処しやすく便利です。 
 
便利ですがその分重くなります。 
 
それぞれ一長一短ですから 
自分に合った方法を探しましょう。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
スモークシールドについて 
お話ししてきました。 
簡単にまとめると 

・夜は見えづらい 
 
・土地勘のある市街地なら何とかなる 
 
・サングラスやバイザー付きの 
ヘルメットも検討してみる

 
昼間のまぶしさ対策として 
お伝えしてきましたが。 
 
それ以外の需要があることも 
知っています。 
 
 
顔が見えないようにしたい。 
 
 
特に高校生ライダーだと 
そう言う需要もあったりします。 
 
学校で禁止されているから 
乗っているところを見つかりたくない。 
 
その気持ちも分かりますが。 
 
フルフェイスのシールドから 
見える範囲で正確な判別なんて 
できないでしょう。 
 
止まった状態で向き合って 
しっかり見るならともなく。 
 
バイクに乗って走っている状態で 
誰が乗っているかなんて 
知らなければ分かりません。 
 
先生だって確信の持てない状態で 
声をかけてくることもないでしょう。 
 
人違いだったら気まずいですからね。 
 
 
安全運転のためには 
視線確認も重要だったりします。 
 
合流するときなど相手が見ているかは 
重要な判断材料です。 
 
スモークシールドは 
それを遮断します。 
 
本当は昼間でも 
使わないほうが安全でしょう。 
 
車のフロントガラスに 
スモークフィルムは貼れません。 
 
夜の問題だけでなく 
昼間の視線のことも 
気にしてみてください。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
スモークシールドも 
持ってはいるのですが。 
 
ほとんど使ったことがありません。 
 
買ったわけではなく 
ヘルメットを買ったらサービスで 
付いてきたんです。 
 
それで何度か使った結果 
自分には必要ないと判断しました。 
 
新品未開封のまま 
売りに出したほうが良かったなと 
思ったくらいです。 
 
・行動が昼間だけに制限される 
 
・視線は相手からも見えたほうが良い 
 
これらのことを考えると 
使うメリットがありませんでした。 
 
通勤で必要なときは 
調光サングラスを使っています。 
 
トンネルなどの急激な変化には 
対応できませんが 
通勤なら問題ありません。 
 
日差し対策は 
こちらの記事も参考にしてみてください。 

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