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バイクのリアブレーキの使い方。効かないけど必要な理由は?

この記事は約 10 分で読めます。

リアブレーキも使いましょう。
管理人のヒキです。 
 
今日はリアブレーキの使い方について 
お話をしたいと思います。 
 
年々性能が上がっているバイク。 
 
ブレーキも昔に比べて 
効きが良くなっています。 
 
その結果、フロントブレーキしか 
使わない人も増えているとのこと。 
 
リアブレーキがロックすると 
転倒の危険があるからだそうです。 
 
フロントだけで止まれるなら 
リアは要らないのでしょうか? 

まず結論から言うとリアブレーキには 
姿勢制御の役割もあります。

 
むしろ姿勢制御のほうが減速よりも 
大きな役割かもしれません。 
 
姿勢制御のことやロックのことなどを 
順番にお伝えしていきますね。

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リアブレーキの使い方

姿勢制御

姿勢制御にリアブレーキを使う。 
 
いきなりこんなことを言われても 
意味が分からないかもしれませんね。 
 
リアブレーキをかけると 
リアサスが縮みます。 
 
その結果、車体の後部が下がります。 
 
 
フロントブレーキだけだと 
フロントフォークが縮み 
前のめりになりますよね。 
 
リアブレーキを使うことにより 
リアサスも縮んで 
前のめりが解消されます。

具体的な使用例

具体的な使用例を上げてみますね。 
 
まずは誰もがやった一本橋。 
 
リアブレーキで速度を調節すると 
教わったはずです。 
 
フロントを使うと姿勢変化が大きくなり 
バランスを崩します。 
 
リアブレーキなら車体は安定したまま 
減速することができましたよね。 
 
 
一本橋の操作方法は狭い道に限りません。 
 
渋滞などの低速時に 
ふらつかないためにも有効です。 
 
渋滞でノロノロ動くだけなら 
リアブレーキだけでも十分ですよ。

ロックについて

ロックについてもお伝えします。 
 
リアブレーキを使わないのは 
ロックが怖いからと言う理由もあります。 
 
簡単な対処法としては 
フロントよりもリアブレーキを 
先にかけましょう 
 
ほんの一瞬で大丈夫です。 
 
 
基本は前後同時と言われますし 
それで問題ないのですが。 
 
リアを先にかければ 
まず車体の後ろが下がります。 
 
リアブレーキはあまり効きません。 
 
普通の力加減ならこの時点で 
ロックすることは無いでしょう。 
 
 
一瞬遅れてフロントブレーキ。 
 
この時点でフロントフォークが縮みます。 
 
前後ともサスが縮んだ状態で減速。 
 
姿勢が安定したまま減速できます。 
 
 
減速に合わせてブレーキを緩めます。 
 
時速60kmと時速30kmでは 
止めるのに必要な力は違いますよね。 
 
遅くなれば軽い力で大丈夫。 
 
 
時速30kmなのに時速60kmと 
同じ強さでブレーキをかけたら 
ロックする危険が高まります。 
 
これはリアだけでなくフロントも同じ。 
 
ロックすると危険なのは 
むしろフロントのほうです。 
 
少しずつブレーキを弱めれば 
ロックすることもないですよ。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
リアブレーキの使い方について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・姿勢制御のために使う。 
 
・リアブレーキを一瞬先に使う。

 
リアブレーキは効きません。 
 
だから使わないというのも分かりますが。 
 
ついているからには理由があるはずです。 
 
必要ない装備なら省略する。 
 
そんなメーカーも出てくるでしょう。 
 
そのほうが車両価格を 
安くできますからね。 
 
 
減速の目的もありますが 
姿勢制御にも使います。 
 
一本橋を例に出しましたが 
二人乗りをするときや 
ダートを走っても分かります。 
 
二人乗りの後ろの人は 
姿勢変化の影響を受けます。 
 
リアブレーキを使うときと 
使わないときで 
感想を聞いてみるのも良いですね。 
 
 
ダートは一人でも分かりやすいです。 
 
フロントブレーキをかけると 
車体が不安定になります。 
 
タイヤと地面の摩擦力が少ないですから 
ロックもしやすいです。 
 
リアがロックしても 
ブレーキ解除で立て直せますが。 
 
フロントがロックしたら 
そのまま転倒するでしょう。 
 
ロックが怖いというなら 
フロントロックのほうが怖いですよ。 
 
 
使い慣れれば無意識でも 
リアブレーキは使えます。 
 
効きは弱いですから 
ロックもそんな簡単にはしません。 
 
減速はもちろんですが 
車体を安定させることも 
意識して使いましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
二輪免許取得直後は 
リアブレーキをよく使えませんでした。 
 
それまで乗っていたのは自転車。 
 
ブレーキは左右の手です。 
 
 
バイクは足での操作。 
 
この違いになれませんでした。 
 
それでも教習所から間が空かないで 
自分のバイクに乗りましたから 
常に使っていました。 
 
制動力の強さとかロックのことは 
気にしていませんでしたけどね。 
 
 
意識するようになったのは 
Uターンがしやすいと知ってから。 
 
リアブレーキをかけていると 
Uターンがやりやすくなります。 
 
 
簡単に説明すると。 
 
リアブレーキをかけたまま発進。 
 
低速でも安定しているので 
Uターンも安定します。 
 
途中でバランスを崩したら 
内側の右足をつくはず。 
 
右足を地面につくと言うことは 
リアブレーキが解除される。 
 
ブレーキ解除で加速するので 
車体が起き上がり倒れない。 
 
 
こんな理屈です。 
 
やってみると確かにやりやすいです。 
 
倒れそうになって足をつけば 
車体は起き上がりますし。 
 
Uターンに失敗してバイクを倒す心配は 
かなり減りますよ。 
 
 
使い方次第でバイクが 
扱いやすくなるリアブレーキ。 
 
使っていない人も 
まずは使ってみませんか。 
 
習うより慣れろですよ。