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モトツーリングは雑誌が売れない時代の貴重な生き残り

この記事は約 12 分で読めます。

稀少になったツーリング雑誌です。
管理人のヒキです。 
 
今日はモトツーリングについて 
お話をしたいと思います。 
 
モトツーリング 
 
 
「モトツーリング」の名前の通り 
バイクツーリングの雑誌です。 
 
途中で「MOTOツーリング」から 
名前が変わっています。 
 
 
ほとんどの号に別冊の 
特別付録が付いているのも特徴。
別冊付録が付いています。
 
分けないで普通の特集でも 
良いと思うのですが。 
 
何かしら理由があるのでしょうね。 
 
 
今では数少ないツーリング雑誌。 
 
紙媒体の本が売れなくなった時代に 
何とか生き残ってくれています。 
 
 
ジャンル的に売り続けるのが 
難しいのは確かです。 
 
よく言えば定番。 
 
悪く言えばマンネリ。 
 
過去のツーリング雑誌も含めて 
付きまとう問題です。 
 
 
春は桜。 
 
夏は北海道。 
 
秋は紅葉。 
 
冬は防寒対策。 
 
季節に応じて信州、東北が入り 
四国、南紀、阿蘇あたりがつづく。 
 
 
かなり極端な分け方ですが 
大きく外れてもいません。 
 
 
特に夏の北海道は定番中の定番。 
 
新車紹介などがメインの雑誌でも 
特集が組まれるくらいです。 
 
それくらい夏の北海道は 
バイクツーリングが 
気持ち良い場所ですけどね。 
 
 
基本的には国内の 
ツーリングスポット紹介。 
 
地形なんて短時間で 
大きく変わりませんから 
ツーリングスポットも変化しないです。 
 
季節も毎年繰り返しますよね。 
 
だからこそ差別化が難しく 
売り続けるのも難しいのでしょう。 
 
 
1年読めば主要な地域。 
 
3年もあれば目ぼしいところは 
ほとんど紹介されてしまいます。 
 
 
ネガティブなことばかり書きましたが 
それでも僕を含めて 
買っている人はいます。 
 
今まで買っていたからと言う 
惰性もありますが。 
 
 
疑似ツーリングになりますし 
お店は変わっていきます。 
 
 
家庭を持つ身になると 
なかなかロングツーリングに行けません。 
 
長期休みに家族を置いて 
一人で遊びに行くわけには 
いかないですからね。 
 
そんな時にツーリング雑誌を見ると 
ちょっとだけ満たされます。 
 
 
行きたいと思う気持ちもわきますけどね。 
 
 
それはいつかのお楽しみということで。 
 
子育て期間は無理でも 
終わるときは必ず来ます。 
 
焦らずに情報を集めておきましょう。 
 
 
意外に変わるのが食べ物。 
 
ツーリングの楽しみの一つが 
食べ物と言う人も多いでしょう。 
 
地域の特産物は変わりませんが。 
 
 
地域おこしで料理に力を入れることは 
珍しくありません。 
 
 
その地方で昔からあるもの以外に 
名物を作ろうと売り出す努力をしたもの。 
 
ラーメンやカレーなどでも 
地域名をつけて売り出したり。 
 
うまくいって新しく有名店に 
なったりすることもあります。 
 
B級グルメなんて言うのも 
このジャンルに多いです。 
 
 
元々の特産品と違って 
素材で勝負というわけではありません。 
 
だから必ずしも美味しいとは 
限りませんが。 
 
それもまた旅の楽しみと言うことで。 
 
機会があればB級グルメも 
試すようにしています。 
 
 
遠くばかりでなく自分が住んでいる県の 
お店が見つかることも。 
 
それくらいなら日帰りでも行けますしね。 
 
家族と一緒に行ってみても良いですし。 
 
お店だとそんな変化はあったりします。 
 
 
ツーリングの装備も 
緩やかに変わってきています。 
 
僕の部屋には20世紀のころからの 
ツーリング雑誌があるのですが。 
 
20年以上前の雑誌。 
 
今見るとかなり変化があります。 
 
 
バイクが違うのは当然ですが 
装備も違います。 
 
スマホなんて当然なく 
バイク用ナビもない時代。 
 
タンクバッグに地図を入れて 
確認しながらのツーリング。 
 
 
インカムで話をしたり 
音楽を聴いたりもできません。 
 
当時はトランシーバーや 
アマチュア無線。 
 
ソロツーリングが多かったせいか 
使っている人は少なかったですね。 
 
 
キャンプツーリングの装備も 
種類は豊富になりました。 
 
出しているメーカーも少なく 
ネット通販もなかった時代。 
 
数少ないアウトドア用品店か 
ホームセンターが入手先でした。 
 
キャンプの必需品の明かりも 
LEDはなかった時代。 
 
懐中電灯のブランドだったマグライトも 
すっかり聞かなくなりました。 
 
 
バイク雑誌では 
用品レビューも定番です。 
 
紹介される製品も 
こうやって変わってきました。 
 
だから内容がマンネリと思われますが 
時代に合わせた変化はしています。 
 
 
時代に合わせた変化と言えば 
価格やサイズも変わりました。 
 
一昔前のツーリング雑誌に 
「ジパングツーリング」と 
「ツーリングGoGo」と言う 
2冊の雑誌がありました。
休刊になったツーリング雑誌もあります。
 
 
少し小さめですよね。 
 
タンクバッグに入れて持ち歩くことが 
想定されていたのかもしれません。 
 
もしくは単純にコスト削減。 
 
この2冊は今では考えられないくらい 
安い月刊誌でした。
こんなに安い月刊誌でした。
 
 
これでもジパングツーリングは 
創刊当初より値上げした価格。 
 
創刊当時は280円でした。 
 
なぜかレッドバロンでバックナンバーを 
100円で売っていたのも覚えています。 
 
 
話が脱線しましたが 
地図も含めて紙媒体を 
持ち歩く人が少なくなりました。 
 
需要が減って価格が上がり 
さらに売れなくなる。 
 
悪循環ですね。 
 
サイズと価格にも 
そんな時代の変化が現れています。 
 
 
小さな変化は有りながらも 
良くも悪くもマンネリ雑誌。 
 
それがツーリング雑誌の宿命。 
 
だから出戻りライダーが 
モトツーリングを買ったら 
懐かしい人も居るかもしれません。 
 
 
「のり平」こと「岩瀬のりひろ」氏は 
20年経っても雑誌に連載しています。
昔も今も連載している岩瀬のりひろ氏
 
 
「ジパングツーリング」にも 
「モトツーリング」にも連載がある。 
 
そんな人も居ます。 
 
 
ツーリングは20年経っても楽しめる。 
 
 
そんなことを教えてくれる人かも 
しれませんね。 
 
 
変化が少ないジャンルだからこそ 
古本でも楽しめたりします。 
 
ブックオフで100円(+消費税)で 
見かけることも。 
 
自分が買っていなかった 
ツーリング系雑誌だと 
つい買ってしまいます。 
 
時代を超えて楽しめると考えれば 
変化がないことも 
悪いことではありませんね。 
 
モトツーリング