この記事は約 12 分で読めます。
管理人のヒキです。
今日はヘルメットシールドの
お手入れについて
お話をしたいと思います。
バイクに乗っているときは
シールド越しに見ています。
汚れたり傷がつくと
当然見えづらくなりますよね。
安全上の問題もありますし
そもそも常に汚れが見えていたら
気持ちの良いものではありません。
きれいな視界で気持ちよく乗る。
そのためにもシールドは
きれいにしておきましょう。
汚れたら洗う。
当たり前のことですが
注意点もあります。
傷をつけない。
透明な素材に傷がつくと
それだけで目立ってしまいます。
そうならないための洗い方を
お伝えしていきますね。
ヘルメットのシールドをキレイにしよう
洗い方の基本
洗うときはなるべくやさしく丁寧に。
砂などの硬いものがついているのに
強くこすったら傷つけてしまいます。
まずは流水をかけて
大きな汚れを落としましょう。
次に洗面器に水を張り
中性洗剤を入れます。
特別なものでなくても大丈夫。
台所用洗剤で十分です。
でも台所用洗剤は
弱アルカリ性も多いです。
成分表示をよく確認して
中性を選びましょう。
とは言え間違って使っても
ほとんどの場合は影響ないです。
水で薄まっていますし使うのは短時間。
心配なら視界に影響しない場所に
少しつけて確認してみてください。
そもそも弱アルカリ性の方が
油汚れはよく落ちます。
素材に影響がないなら
問題はありません。
専用のシールドクリーナーも
弱アルカリ性だったりしますから。
洗剤を入れたらよく混ぜて泡立てます。
その泡を手に取って
シールドをやさしく洗います。
やわらかいスポンジを
使ってもよいのですが・・・。
手で洗う方がおすすめなんです。
手で触ると汚れている場所も
分かりやすいですから。
虫がぶつかったようなところは
干からびて硬くなっています。
そんな時は泡をつけてしばらく放置。
ふやかして柔らかくなれば
汚れも落ちやすくなります。
指の先で触ってみれば石などの
硬いものがないかもわかります。
硬いものが無ければ
汚れをやさしくこすります。
指ならシールドよりも柔らかいですから
傷つけることはありません。
確認しながら全体を洗いましょう。
すすぎは簡単
洗い終わったらすすぎ。
水道の流水で流して
洗剤を落としましょう。
泡が落ちれば大丈夫ですから
これは簡単ですね。
干すときの注意点
最後は乾燥。
一番良いのはコンプレッサーがあれば
エアーで水滴を飛ばすことですが。
ない場合はやわらかくキレイな
タオルなどの布で
押すように水を吸わせましょう。
ふき取るようにこすると
傷をつける恐れがあります。
タオルに異物が入っている
可能性もありますから。
やさしく押す。
そうやって水を吸わせましょう。
洗浄自体はこれで終わりです。
洗浄後にもう一手間
洗浄後にどうするかは
使い方や季節にもよります。
・シールド表面は撥水材。
・裏面には曇り止め。
これらを使うのも有効です。
雨の日に乗るのなら両方。
晴れていても寒い時期なら曇り止め。
気持ちよくバイクに乗るために
用途に合わせてケミカルも選びましょう。
もちろん何も使わなくても
視界はキレイですから大丈夫です。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
ヘルメットのシールドの
お手入れ方法をお話ししてきました。
簡単にまとめると
・やさしく手洗いする。
・洗い終わった後も傷に注意。
・目的にあったケミカルも有効
ヘルメットを大事に扱っていても
汚れるのがシールド。
一番多いのはおそらく虫の汚れ。
バイクに乗っていれば
どうしてもぶつかってしまいます。
一年中ありますが特に夏。
大きな虫も増えますから
ぶつかる頻度も多くなります。
カナブンなんて速度によっては
危険なくらいです。
そんな虫との衝突から
目や顔を守ってくれるのがシールド。
汚れは守ってくれた証拠です。
やさしく汚れを落としてあげましょう。
今回は家にある洗剤でしたが
専用のクリーナーもあります。
⇒シールドクリーナー
シールド専用もありますし
スクリーンなどのクリア部品と
共用の物もあります。
その手のケミカル用品は
磨き傷程度なら
埋めてくれたりもします。
汚れを落とすだけでなく
もっとキレイにしたい。
そういう人は使ってみるのも
悪くありませんよ。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
ヘルメットは複数持っていますが
使用頻度が違います。
一番使っているのは通勤用。
毎日使っているので
当然ですが汚れるのも早いです。
シールドの汚れと言うと
外の汚れを思い浮かべますが・・・。
中もかなり汚れます。
花粉の時期は特にヒドイです。
原因はもちろんくしゃみ。
通勤用のヘルメットはジェット。
可能ならばシールドを開けるのですが
無理なときも当然あります。
そんな季節は最低でも週一回
シールドを洗浄。
週末には洗っています。
真冬の寒い時期も汚れます。
原因は結露。
シールドと鼻の位置が近いと
鼻息で結露します。
少し開けて距離を離せば
結露しなくなるのですが・・・。
開けると寒いので
閉めていたい時期なんです。
濡れている部分には
汚れがつきやすくなります。
小さなホコリも水分を吸うと
目立つようになりますし。
冬から春にかけては洗う頻度が多いです。
それに対して夏から秋は
あまり洗わなくなります。
夏は虫で汚れそうですが。
スクーターには
スクリーンがついています。
シールドに当たる前に
スクリーンが守ってくれます。
そうやって洗わない期間が長くなると
いつのまにか蓄積していく汚れ。
久しぶりに洗うと視界がクリアになって
自分で驚くことも。
やはりマメに洗ったほうが
気分よくバイクに乗れますよ。