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フルカウルでもダートを走れる?できることと楽しいは別問題

この記事は約 12 分で読めます。

フルカウルでもダート走行はできますよ。
管理人のヒキです。 
 
今日はフルカウルバイクでの 
ダート走行について 
お話をしたいと思います。 
 
全国的に舗装化が進み 
少なくなったダート。 
 
それでも通らないと行けないところや 
近道ができる場合も。 
 
オフ車なら問題なく行けますが 
フルカウルのバイクだと心配ですよね。 

まず結論から言うと通過するだけなら 
気をつければ大丈夫です。

 
オフ車のように楽しくはないですけどね。 
 
ツーリングをしていると 
未舗装路を走ることもあります。 
 
ダートに限らず道路工事などでも。 
 
距離は短くても 
普通の道路とは違いますよね。 
 
オフ車以外で未舗装路を走る場合の 
問題点や注意点を順番に 
お伝えしていきます。

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フルカウルでもダートを走りたい!

オフ車との違い

フルカウルとオフ車。 
 
同じバイクでも見ためからして 
全然違いますよね。 
 
ダートを走ることに限定すれば 
タイヤと車高。 
 
この二つの影響が大きいです。

タイヤの違い

特にタイヤ。 
 
オフロード用のタイヤはダートでも 
かなり滑りづらくなります。
オフ車のタイヤは未舗装路でも滑りづらいです。
 
極端なことを言えばフルカウルでも 
オフロードタイヤをはかせれば 
転びづらくなるでしょう。 
 
普通はそんなことしないですけどね。 
 
 
「タイヤを替えれば普通に走れのる?」 
 
と言われればそうでもないです。 
 
あくまでグリップ力が上がるので 
転びづらくなる程度でしょう。

車高の違い

ここで関係してくるのが車高。 
 
単純な地面からの高さもですが 
サスペンションのストロークの長さも 
ここに含まれます。 
 
オフ車は一般的にシート高が高く 
足つきが悪そうですよね。 
 
実際足つきは悪いですが 
見ためほどではありません。 
 
人が乗るとその重さで 
車高は大きく下がります。 
 
それだけサスペンションが 
大きく動けると言うこと。 
 
そのおかげで段差の衝撃を 
吸収してくれます。 
 
 
人が乗っただけで車高が下がるのは 
それだけサスペンションが縮むから。 
 
さらに縮むことはできますし 
穴があれば伸びてくれます。 
 
フルカウルのオンロードバイクだと 
そこまで車高は変わりませんよね。 
 
この違いもダートでの乗りやすさに 
関係しています。

ポジションの違い

衝撃を吸収するのは 
サスペンションだけではありません。 
 
ライダーの腕や足でも 
衝撃を吸収できます。 
 
 
オフロードでは立って乗る 
スタンディングも珍しくありません。 
 
シートに座っているより 
腕や足で衝撃を吸収できますからね。 
 
 
ステップに乗って立ち上がるには 
ハンドルが高いほうが楽です。 
 
でも、フルカウルのバイクは 
セパハンが多いですよね。 
 
前傾姿勢になるために 
ハンドルが下がっています。 
 
そのまま立ち上がっても 
操作がしづらいです。 
 
乗車姿勢も大きく影響してくるので 
ダートでオフ車は乗りやすいのでしょう。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
フルカウルのバイクでの 
ダート走行についてお話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・走るだけなら何とかなる。 
 
・楽しめるかは別。 
 
・オフ車とは基本性能が違う。

 
林道の舗装化は 
全国各地で進んでいます。 
 
かつては有名なダートだったところも 
例外ではありません。 
 
とは言えまだ残っているのも事実。 
 
ダートの先に秘湯がある。 
 
そんな場所だってあります。 
 
 
走りを楽しむと言うよりも 
目的に行くための手段。 
 
そう割り切るならフルカウルでの 
ダート走行も有りでしょう。 
 
 
この後でもう少し詳しく書きますが 
僕も実際にやっています。 
 
楽しいかどうかは人それぞれですが 
やってみたいと言う人に 
一つだけ注意点があります。 
 
 
アンダーカウルに傷がつくことは 
覚悟して下さい。
アンダーカウルはこすれて傷つくでしょう。
 
カウルの下面は間違いなく 
こすれてキズがつきます。 
 
下面は見えない部分ですから 
まだマシですが。 
 
深い段差で横の方までこすれると 
見える所にも傷がつきますよ。 
 
 
フルカウルのバイクでも 
ダートを走れます。 
 
でも、オフ車に比べれば 
色々なデメリットがあります。 
 
そのことを理解して 
どうするかを決めましょう。

管理人の経験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
初めてのダート走行は 
フルカウルのZZ-R400。 
 
興味があったのと単純に近道になる。 
 
この両方から挑戦してみました。 
 
 
結果としては 
全く楽しめませんでしたが・・・。 
 
 
初めてのダート走行でしたから 
楽しいより怖いと感じましたね。 
 
キャンプ道具も満載でしたし 
転ばないようにするのが精一杯。 
 
 
それでもすれ違うオフ車の人が 
皆さん手を振ってくれました。 
 
励まされているようで 
とても嬉しかったですよ。 
 
ヤエーなんて言葉も 
なかった時代のことです。 
 
 
その後オフ車を買って分かったのは 
タイヤの違い。 
 
未舗装路でのグリップ力が全然違います。 
 
普通に走るぶんには 
滑る怖さがありませんでした。 
 
もちろん急加速しようとすれば 
簡単に滑りますけど。 
 
 
ダートの林道ツーリングが楽しい!! 
 
 
そう思えるのはやはりオフ車。 
 
オフ車を買ってからは 
フルカウルでのダート走行を 
しなくなりましたね。 
 
 
とは言え目的地がダートの先なら 
今でもするでしょう。 
 
北海道ツーリングだと 
そんな場所もありました。 
 
例えば観光名所にもなっている 
カムイワッカの湯の滝。 
 
滝壺が天然の温泉に 
なっているところです。 
 
未舗装路の先に駐車場があり 
そこから歩いて川を上っていきました。 
 
 
現在どうなっているかは知りませんが 
当時はフラットダート。 
 
フルカウルで何の問題もなく 
走れましたよ。 
 
そう言うところに行こうと思えば 
隼でも行くでしょうね。 
 
 
僕は運転がヘタですから 
フルカウルでダートは楽しめません。 
 
でも、通過するだけなら 
行けることも知っています。 
 
ニーグリップをしっかりして 
安定する程度の低速。 
 
これでトコトコ行くだけなら 
なんとかなります。 
 
 
おすすめはしません。 
 
でもダートの先が目的地なら 
フルカウルだからと行って 
あきらめるのはもったいないですよ。