当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

スポンサーリンク

アマリングの消し方。誰でもできるけどする必要はある?

この記事は約 17 分で読めます。

アマリングはあって当たり前ですよ。
管理人のヒキです。 
 
今日はアマリングの消し方について 
お話をしたいと思います。 
 
 
まずアマリングとは何かと言うと 
タイヤの端の未使用部分です。 
 
1cmくらいが一般的でしょうか。 
 
上の画像のように 
ツヤがあって色も違って見えますよね。 
 
外周で輪になって見えるので 
リングなのでしょう。 
 
 
アマリングが残っていると 
バイクの性能を使えていないようで 
気になる人もいるのでは? 

まず結論から言うとアマリングと 
運転の上手さは全く関係ありません。

 
アマリングを誰でも消せる方法を 
このあと二つ紹介していきます。 
 
どちらもすぐに実践できますから 
距離を乗れば1日でも消えるでしょう。
街乗りだけでもアマリングは消えます。
 
 
そこまでして消したいほど 
気になるならですけど。 
 
公道を走っているだけなら 
残っていて当然だと思います。 
 
車種によっても違いますし。 
 
ステップやマフラーをするほど 
フルバンクしても消せない場合も。 
 
 
バイクを寝かせるだけでは 
消すことができないアマリング。 
 
その消し方をお伝えしていきますね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

アマリングなんて誰でも簡単に消せる

空気圧を下げれば簡単

まずは空気圧を下げる方法から。 
 
分かりやすく極端な例をお見せします。 
 
普通のリアタイヤの 
接地面はこんな感じです。
通常のリアタイヤ接地状態
 
この状態だとバイクをかなり倒さないと 
端まで接地しませんよね。 
 
 
接地しないからタイヤが削れない。 
 
そこにアマリングができてしまいます。 
 
 
ではこれならどうでしょう?
空気圧を下げたリアタイヤ
 
接地面が広がっているのが 
分かるでしょうか? 
 
 
最初にもお伝えしたとおり 
かなり極端な画像ですが。 
 
サイドスタンドで停車した傾きだけで 
タイヤの端まで接地しています。
サイドスタンドをかけた状態
 
画像のタイヤの空気圧はほぼゼロ。 
 
 
もちろんこれで走ったら 
危険ですけどね。 
 
危険ですがこれなら誰でも消せることが 
分かったと思います。 
 
 
静止状態で人が乗って 
潰れない程度に空気を入れましょう。 
 
あとはゆっくり走るだけ。 
 
動けば荷重の変化がありますから 
タイヤは潰れます。 
 
 
純正指定から外れた空気圧ですから 
危険もあります。
 
 
交通量の少ない場所で 
自己責任でお願いします。 
 
 
普通に消したい場合でも 
空気圧を純正指定より低くしましょう。 
 
そのほうが消すのは簡単になります 
 
 
先ほどの画像でも分かるとおり 
基本はタイヤを潰すことです。
タイヤが潰れて端まで接地しています。
 
ここまで極端だと危険ですが。 
 
 
純正指定の空気圧は 
安全を考えて高めになっています。 
 
 
分かりやすいのが大型バイク。 
 
たとえば隼。 
 
純正指定の空気圧です。
隼の指定空気圧
 
隼の指定空気圧は高めで 
一人でも二人でも一緒です。 
 
逆輸入車なので英語ですが 
想定される環境も日本とは違います。 
 
 
制限速度のないアウトバーン。 
 
二人乗りで時速300キロ出しても 
問題がない空気圧。 
 
 
少しの段差でも高速になれば 
タイヤにかかる衝撃は大きくなります。 
 
ましてや二人乗り。 
 
重さも増えていますよね。 
 
 
そんな状況の空気圧と 
時速60キロの一人乗り。 
 
同じじゃなくてイイですよね。 
 
 
純正の空気圧で日本の法定速度。 
 
一人の荷重でタイヤが潰れる。 
 
そんな走りは無理でしょう。 
 
 
一人と二人で指定空気圧が 
違う車種もあります。
乗車人数で変わる空気圧
 
アマリングを消したい場合は 
危険のない範囲で空気圧を下げましょう。 
 
 
その状態で8の字走行をすれば 
右も左も消せますよ。 
 
安全に練習できる場所で 
挑戦してみましょう。

安全に消す方法

ここからは簡単にできる 
もう一つの方法をご紹介します。 
 
僕がタイヤの慣らしの時に 
やることなのですが。 
 
アマリング対策にもなるので 
お伝えしますね。 
 
 
路面のわだちを利用して 
タイヤの側面を削ります。 
 
 
交通量の多い通りは 
車の車幅にあわせて 
轍ができている道もあります。 
 
夏になるとアスファルトも 
やわらかくなりますからね。 
 
その轍の側面に乗って 
走るようにします。 
 
 
新品のタイヤは滑りやすいです。 
 
タイヤが少し削れるまでは 
注意が必要です。 
 
でも側面を削るには 
バイクを傾ける必要がありますよね。 
 
 
なるべくバイクを直立させたまま 
側面を削るために轍を利用しています。 
 
意識して走ると街中でも 
側面まで削れますよ。 
 
 
この記事の一番最初の画像は 
タイヤ交換した直後。 
 
よくみると「ヒゲ」が生えているのが 
分かるでしょうか。 
 
街乗りだけで端まで削ったのが 
こちらの画像です。
街乗りだけでもアマリングは消えます。
 
コーナーでフルバンク。 
 
そんな危険なことをしなくても 
街乗りだけでここまで消せますよ。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
アマリングに消し方について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・極端にタイヤの空気圧を下げれば 
誰でも消せる。 
 
・普通に乗る場合でも純正指定より 
空気圧を下げたほうが消しやすい。 
 
・路面の轍を利用して 
タイヤの側面をけずる。

 
アマリングはフルバンクさせても 
消えるとは限りません。 
 
荷重をしっかりかけて 
タイヤを潰すことで端まで使えます。 
 
誰でも消せる方法は 
それを簡単にしただけです。 
 
 
リアタイヤは加速するときに 
路面に押しつけられます。 
 
加速するとフロントが上がるので 
リアサスは縮むと思われがちです。 
 
実際は逆。 
 
伸びる方向に力が働きます。 
 
結果としてタイヤは 
路面に押しつけられ潰れます。 
 
この動きを意識すると 
より消しやすくなりますよ。 
 
 
今までお伝えした方法は 
リアタイヤが前提です。 
 
フロントタイヤも空気圧を下げれば 
消しやすくはなりますが。 
 
リア以上に危険をともないます。 
 
フロントタイヤに荷重がかかるのは 
減速したとき。 
 
その荷重を維持したまま曲がるのは 
技術もスピードも必要です。 
 
力の伝わり方を考えると 
 
減速 
⇒フロントサスが縮む 
⇒その状態のまま曲がり出す 
⇒遠心力でフロントサスの状態を維持 
⇒サスの反発力でタイヤが押し潰される 
 
フロントブレーキを残したまま 
旋回動作に入る。 
 
こんな技術がなければ 
フロントのアマリングを消すのは 
難しいでしょう。 
 
もちろん僕にはできません。 
 
知識として知っているだけです。 
 
 
コーナーの手前でしっかり減速。 
 
 
一般道ならこれが当たり前の 
安全運転だと思っています。 
 
 
アマリングがなければ 
タイヤの性能を使い切れている。 
 
こう思っている人もいるでしょう。 
 
どう考えるかは人それぞれですが 
消すだけなら簡単です。 
 
 
極端なことを言えば 
ヤスリで削っても消えますから。 
 
 
でも、逆に考えてみて下さい。 
 
タイヤの端まで使うと言うことは 
それ以上の余裕がない状態だと。 
 
 
公道でその状態が安全だと言えますか? 
 
 
サーキットのように路面状態が良く 
対向車も絶対に来ないなら分かります。 
 
公道でそんな安全な状況は 
ほぼありません。 
 
 
安全のための最後の一線。 
 
アマリングをそんなふうに 
考える事はできませんか?

管理人の経験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
タイヤの空気圧を下げると 
燃費は悪化します。 
 
グリップすると言うことは 
抵抗が増えているわけですから。 
 
 
僕の乗り方はツーリングがメイン。 
 
燃費重視なので 
空気圧は高めにしています。 
 
多少下がって純正になる程度。 
 
メンテの手間を省いているわけでは 
ありませんよ・・・。 
 
 
隼にも乗っていますが 
アマリングは残っています。
二つできているアマリング
 
よく見ると街乗りと山道で 
二段階になっています。 
 
山道のほうでも 
かなり残っていますけどね。 
 
 
街乗りではタイヤをほとんど 
使っていないことが分かります。 
 
 
それが普通じゃないですか? 
 
 
タイヤを端まで使うには荷重をかけて 
つぶす必要があります。 
 
街中でいちいちそんな走り方を 
していますか? 
 
 
法定速度内でも腕があれば 
潰せることは分かっています。 
 
教習所のスラロームは 
そんな走り方ですよね。 
 
 
交差点を曲がるたびに 
そんな走り方をしますか? 
 
 
僕はツーリングが好きです。 
 
景色を見ながら 
のんびり走っています。 
 
いつもバイクの挙動に気をつかう。 
 
そんな走り方ではありません。 
 
それだと疲れて 
長距離なんて走れなくなりますから。 
 
 
タイヤを潰してグリップさせることに 
気をつかう走りも楽しいでしょう。 
 
バイクの性能を引き出す楽しさは 
理解できます。 
 
 
僕はそれより雑なグリップでも 
危険を回避できる速度で走ります。 
 
操る楽しさより 
ただ乗っているだけの楽しさ。 
 
そんな楽しみ方もあるんです。 
 
 
見下す人がいても気にしません。 
 
僕は実際に運転がヘタですから。 
 
それを自覚して楽しく安全に 
バイクに乗り続けますよ。