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管理人のヒキです。
今日はトップウGPについて
お話をしたいと思います。
⇒トップウGP
内容としてはレース漫画。
なのですが。
レース漫画は売れない。
そんな話を聞いたことがあります。
真偽のほどは知りません。
でも、納得できる気もしています。
バイクに乗っている人の中で
レースをしたことがある人は
どれくらいいるでしょうか？
バイク漫画に興味を持つのは
バイクにも興味がある人でしょう。
現在乗っているかどうかはともかく。
だからバイクがある日常を
描いた漫画なら
共感も集めやすいのだと思います。
「あるあるネタ」が通じますし。
「ばくおん」や「スーパーカブ」は
そんなこともあって
人気が出たのだと思っています。
「共感」ができるのは
自分も体験しているから。
例えばバイクに乗っていて
寒い思いをしたことがない人は
ほぼいないでしょう。
だから漫画内でそんな描写があると
「そうそう、寒いよね」と
共感できるわけです。
それが難しいのが
レースなのだと思います。
やったことがない、知らないから
共感できない。
レース漫画に人気が無い原因は
ここにあると思います。
そんな不利なジャンルの
レース漫画ですが。
それを補うのが「真音」と言う
ヒロインの魅力。
「まいん」ちゃんは
見た目がかわいいのはもちろんですが
内面も強く優しいです。
ヒロイン自身もレーサー。
だから負けん気が強く
闘争心もあります。
でも随所に描かれている優しさ。
外見も内面も良い無敵のヒロイン。
連載初期の頃は中学生ですけど。
そんなヒロインに憧れとも
好意ともつかない気持ちを持つ
年下の少年が主人公の「突風」。
幼なじみのお姉さんの
レース見学に来ていたら
勧められてバイクに乗ることに。
そんな導入部なのですが。
この主人公が天才。
一度見たら再現できる。
そんな洞察力と身体能力を持っています。
天才がやるレース。
共感できないのがこの漫画の
最大の弱点かもしれません。
では面白くないかと言えば
個人的には楽しめています。
このあたりは画力の勝利かもしれません。
かっこよく描かれたバイク。
かわいく描かれたヒロイン。
カッコイイバイクに乗って
カワイイ彼女が欲しい。
単純ですが男の欲望を刺激してくれます。
このあたりは共感できるところです。
レース漫画として見ると
経験者が前提な気がします。
最低限バイクに乗っている。
それを前提にした話の進め方です。
バイクを知らない人にも分かるほど
丁寧な解説ではありません。
ターゲットを絞っていると考えれば
悪いことではないですが。
レースの楽しさを多くの人に伝えるなら
もう少し丁寧な解説のほうが
良い気もします。
このあたりは作者の考えが
分かりませんから
なんとも言えないところですね。
この記事を書いている時点では
まだコミックの発売が継続中。
だから最終的な評価はできません。
でも10巻以上発売されている漫画。
つまらないなら途中で
打ち切りになっているでしょう。
そんなところも読むかどうかの
判断基準にできますね。
レースと言う読む人を選ぶ題材。
それでもバイク乗りなら
楽しめる内容だと思いますよ。
⇒トップウGP
