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管理人のヒキです。
今日はバイクのエンジンが
かからないときの対処法について
お話をしたいと思います。
と言っても不動車の
再生などではありません。
そこまでの知識は僕にないです。
ツーリングに行ったときなど
それまでかかっていたエンジンが
急にかからなくなった。
そういう場合を想定しています。
立ちゴケなどでバイクを倒すと
エンジンがかからない。
そんなときがあります。
基本的な確認をしていけば
ほとんどの場合は大丈夫です。
スピードの出ている状態で転倒して
バイクが激しく壊れている。
こんな状態は別ですよ。
立ちゴケや取り回しで倒してしまった。
そんな前提でお話ししていきます。
バイクがのエンジンがかからなくなった
バイクを倒してしまったら
バイクを倒した状況にもよりますが
まずは安全確認をして下さいね。
車道で倒したのなら
事故になる危険性があります。
バイクも大事ですが
状況によっては自分だけでも
安全なところに避難して下さい。
バイクを一人で起こせない。
そんな状況だったら
人がいれば助けを求めましょう。
まずは安全第一です。
安全を確保したうえで
確認をしていきましょう。
まずは状況確認
バイクを倒した後はすぐに
エンジンをかけようとしないで下さい。
キャブレター車でも
インジェクション車でも
ガソリンの位置が落ち着くまで
少し待ちましょう。
その間に各部の点検を。
エンジンがかかっても
レバーが折れていた。
そんなことになっていたら
すぐには走れません。
倒すと恥ずかしくて
その場から逃げ出したくなります。
でも、そこは我慢して。
どうせ知らない人だと
開きなおりましょう。
「旅の恥はかき捨て」です。
その後も安全に走れることが
重要ですよ。
ミラー、ブレーキ、クラッチ
ハンドルあたりが壊れやすいです。
一通りの確認が終わったら
いよいよセルを回しましょう。
セルは回るか?
まずはここでセルモーターが回るか。
無事に回ってエンジンが
かかればよいですが
セルが回らない場合もあります。
その場合の確認からしていきましょう。
最初にキルスイッチの確認。
基本的なことですが
普段いじらないですよね。
だからこそ忘れます。
倒したときにスイッチが入ってしまった。
そうなるとエンジンがかかりません。
倒さなくても休憩中などに
イタズラされることもあります。
セルが回らない場合
最初にキルスイッチを疑いましょう。
キルスイッチ以外の確認場所
キルスイッチに問題がなかった場合は
各種安全装置の確認です。
車種によって違いがありますから
自分のバイクはどうかを
覚えておいて下さいね。
よくある安全装置を
順番に確認してみます。
ニュートラルランプは点いていますか?
ギアが入っているとセルが回らない。
そんなバイクも多いです。
倒した衝撃でギアが入った
可能性もあります。
ランプの確認をして下さい。
クラッチレバーは握っていますか?
ニュートラルランプと合わせて
二重の安全装置です。
普段と同じ動作でセルを回せば
大丈夫だと思います。
でも、バイクを倒して焦っていると
握り忘れていたなんてことも。
サイドスタンドはあがっていますか?
ニュートラルなら大丈夫だと思いますが
ここも確認を。
全部が大丈夫な場合でも
これらが原因の可能性もあります。
出先では分からなくても
バイク屋で調べたらここだった。
そんな可能性もあります。
クラッチレバーにしろ
サイドスタンドにしろ
スイッチで電気的に確認しています。
そこが壊れていて
反応していなかった。
可能性としてはあるので
ツーリング先でも調べられるなら
確認してみて下さい。
ここまで確認してセルが回らない場合は
電気が来ていない可能性があります。
ヒューズの確認をしてみてください。
ニュートラルランプが点いているのなら
全部がダメなわけではないです。
セルモーターに関係するヒューズを
確認してみて下さい。
切れていたらスペアと交換すれば
大丈夫かもしれません。
原因が特定できていないので
また切れるかもしれませんが。
衝撃以外で切れたのなら
その場で直すのは難しいでしょう。
スペアもすぐに切れたら
あきらめて下さい。
セルモーターが回らない場合は
いったんここまでです。
続きは回った場合の後で。
と言うわけで次はセルが回っても
エンジンがかからない場合です。
セルが回る場合は?
最初にも書きましたが
しばらく時間をおいてみて下さい。
倒したことで
・キャブ車ならガソリンの油面。
・インジェクション車なら
コンピューターや各種センサー。
このあたりがおかしい場合があります。
コンピューターのエラーなど
電源を切って時間をおけば
解決できる問題もあります。
最近は転倒を検知するコンピューターも。
安全のために少し待たないと
エンジンがかからない。
そんな仕組みの場合もありますよ。
プラグは大丈夫?
可能ならプラグの確認も。
すぐにセルを回してしまって
エンジンがかからない状態で
回し続けてしまった。
そうなるとエンジン内に
ガソリンが入りすぎます。
プラグが濡れてしまっていると
エンジンがかかりません。
確認して濡れているようなら
火であぶったり
ティッシュなどで拭くなりして
乾かしましょう。
フルカウルのバイクなど
すぐに確認できないバイクは
こうなるとやっかいです。
知識と工具がないなら
あきらめましょう。
最後の手段はロードサービス
セルが回った場合も
回らなかった場合も
あきらめは肝心です。
ここまで確認して問題がなかったら
ロードサービスのお世話になりましょう。
↓ ↓ ↓ ↓
ZuttoRide Club
これ以上のことになると
本格的に調べる必要があります。
知識と道具の両方がないと
その場で直すことは難しいです。
今は任意保険にロードサービスが
ついている場合も多いですよね。
だから専用のロードサービスなんて
必要ないと思うかも知れませんが。
レッカー移動をする場合は
距離の問題もあります。
任意保険に付帯のロードサービスは
無料で運べる距離に
制限があることも多いです。
どちらにしろイザと言うときのために
使える条件や連絡先を
確認しておきましょう。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
出先でバイクのエンジンが
かからない場合の対処法を
考えてきました。
簡単にまとめると
セルが回るか確認。
回らない場合は
・キルスイッチ
・ニュートラルやクラッチレバー、
サイドスタンドなど各種始動条件
・セルモーターのヒューズ
などを確認する。
回る場合は
・電源を切って時間をおく
・可能ならプラグの確認
これでダメならロードサービスです。
動けなくなる事態も想定して
連絡先を確認しておきましょう。
距離によってはロードサービスだと
高額になることもあります。
レンタカーを借りて自分で運ぶ。
可能ならこちらのほうが
安くなるかもしれません。
状況に応じて色々考えましょう。
管理人の経験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
僕の学生時代は友人同士の
定番のイタズラがありました。
学校から帰ろうとすると
エンジンがかからない。
確認するとキルスイッチが入っていて
友人がニヤニヤしている。
逆もよくやっていましたけど。
こんな経験があるので
エンジンがかからないときは
まずキルスイッチを確認します。
普通だといじる必要ないスイッチです。
一度も触ったことがないと言う人だって
おそらくいるでしょう。
だからこそ覚えておかないと
気づけないです。
普段と違ってエンジンがかからないと
あせってしまいますから。
最初にも書きましたが
バイクを倒してしまったら
まずは安全確認です。
エンジンがかからないのは
バイク屋で直せても
ケガは治るか分かりません。
無事に帰るまでがツーリング。
最悪バイクは陸送できますから
自分の体を優先しましょう。