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バイクの燃料コックでpriはいつ使う?知っておきたい各機能

この記事は約 13 分で読めます。

PRIを使うのはどんな時でしょうか?
管理人のヒキです。 
 
今日は燃料コックについて 
お話をしたいと思います。 
 
昔のバイクなら 
当たり前についていた燃料コック。 
 
燃料供給方式がキャブレターから 
インジェクションになり 
ほとんど姿を消しました。 
 
気に入ったバイクの中古車を買ったら 
キャブ車だった。 
 
乗り始めてon、off、resは分かっても 
priが分からない人もいると思います。  

まず結論から言うとpriにすると 
燃料がタンクから流れ出てきます。

 
priがついているのは負圧コック。 
 
基本的にはガソリンタンクを外して 
燃料を抜くときに使います。 
 
普段はonのままで大丈夫です。 
 
 
燃料コックには2種類あります。 
 
・重力式 
 
・負圧式 
 
priがあるのは負圧コック。 
 
二つのコックの仕組みや 
どういうときに切り替えるかなどを 
順番にお伝えしていきますね。

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燃料コックの使い方を知ろう

負圧と重力式の違い

燃料コックには2種類あると 
先ほどお伝えしました。 
 
どちらの車種が多いのかは分かりません。 
 
僕が乗った車種では重力式のほうが 
多かったです。 
 
そんな理由からまずは重力式について。 

重力式燃料コック

重力式は燃料コックを開ければ 
燃料が流れ出します。 
 
onにすれば流れてoffにすれば止まる。 
 
resはリザーブ。 
 
onでガス欠になったらresにすると 
もう少し燃料が使えます。 
 
リザーブの量は車種によって違いますが 
通常30~50kmくらいは走れます。 
 
車種によっては100km以上。 
 
その間にガソリンスタンドを見つけて 
給油しましょう。 
 
給油をしたらonに戻すことを忘れずに。 
 
resのままだと次にガス欠をしたら 
完全にガソリンがありませんよ。 
 
 
offにすれば燃料を止められます。 
 
ガソリンタンクを外すときは 
offに切り替えましょう。 
 
タンクからキャブまでのホースには 
ガソリンが残っています。 
 
こぼさないようにするには 
何かで受けるか 
エンジンをかけて使い切りましょう。 
 
少しアイドリングをしていると 
ホースの中のガソリンを使い切って 
エンストしますよ。 
 
この3つは分かりやすいですね。 

負圧式燃料コック

負圧式は吸い出す力がかかると 
ガソリンが供給されます。 
 
押す力を圧力と言いますよね。 
 
吸い出す力なのでマイナスの圧力。 
 
負圧ですね。 
 
 
通常はエンジンの吸い込む力を利用して 
燃料を供給しています。 
 
だからエンジンが切ってある状態なら 
onのままガソリンタンクを外しても 
ガソリンは流れてきません。 
 
通常のメンテナンスなら 
それで困ることもないのですが。 
 
困るのはガソリンタンクを 
空にしたいとき。 
 
コックから抜ければ抜き取りも簡単です。 
 
 
そんなときに使うのがpri。 
 
 
プライマリ(優先)のことなのですが 
なぜ優先と言うのかまでは知りません。 
 
priに切り替えると 
負圧が無くても燃料が流れ出します。 
 
あとはホースでもつないで 
容器に流すだけ。 
 
給油口を開けても出せますが 
口がせまい容器に移すのは 
難しいですよね。 
 
燃料ホースを利用できれば 
容器に移すのも簡単ですよ。 
 
 
負圧コックでもonとresは 
重力式と同じ役目。 
 
通常はon。 
 
ガス欠したらres。 
 
メンテナンスの時以外は 
この二つを切り替えるだけで 
問題ないですよ。 

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
燃料コックの使い方について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・重力式と負圧式がある。 
 
・onとresの使い方は 
どちらの燃料コックでも同じ。 
 
・priは負圧に関係なく 
燃料を流せるようになる。

 
現行車はほとんどインジェクション車。 
 
一部の原付以外はガソリンタンク内に 
燃料ポンプがあります。 
 
その関係で燃料コックも 
姿を消しました。 
 
 
一昔前だったら常識だった燃料コック。 
 
知らない若い人も増えてくるころです。 
 
何かの機会に乗ることがあれば 
不便に感じるかもしれませんね。 
 
燃料計がない車種も多かったですから 
給油のタイミングも分かりづらいですし。 
 
代車などで乗る程度なら 
priなんて知らなくても問題ありません。 
 
キャブ車のオーナーになって 
自分でメンテナンスもする。 
 
そう言うときに初めて使います。 
 
ガソリンタンクの下に 
エアクリーナーがあったりしますから。 
 
 
実は中古車だけでなく 
新車でもキャブ車はあります。 
 
海外製の車種。 
 
国内メーカーでも海外の工場で作り 
海外専用の車種があります。 
 
それが輸入車として 
販売されていたりもしますよ。 
 
 
国内では主流でなくなったキャブレター。 
 
今でもそんなバイクに乗るのなら 
燃料コックの切替は覚えておきましょう。 
 
 
知識だけでなく体でも。 
 
 
走行中にガス欠になっても 
左手でリザーブに切替。 
 
路上で突然ガス欠でエンストすると 
危険もありますからね。 
 
位置と回す方向。 
 
キャブ車に乗るなら重要なことですよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
キャブ車で負圧式。 
 
それなのに切替ができない 
車種もあります。
負圧コックに切替レバーがありません。
 
そんな場合でもタンクから 
燃料を抜き取ることはできますよ。 
 
負圧をかけるホースは通常だと 
キャブとエンジンの間あたりに 
繋がっています。 
 
インテークマニホールド。 
 
インマニと言われる部品に 
繋がっています。
ガソリンはキャブ、負圧はインマニに繋がっています。
 
そことコックが繋がっている場所に 
負圧をかけてあげれば燃料は出ます。 
 
 
簡単な方法はキレイなホースを繋ぎ 
口で吸います。 
 
そうするとキャブに繋がる口から 
ガソリンが流れ出ます。
黒いホースを吸えばピンクから出ます。
 
口で吸っているほうではないですから 
安心して吸って下さい。 
 
 
でも流れるのは吸っている間だけ。 
 
 
大量に燃料が残っていると 
吸うのも疲れますよ。 
 
できることなら 
燃料を減らしておきましょう。 
 
突然のトラブルだと 
仕方がないですけどね。 
 
 
priがあれば必要ない知識のようですが 
そうでもありません。 
 
負圧コックが正常かどうかの 
判断にもなります。 
 
 
口で吸っても燃料が流れない。 
 
 
こうなれば負圧コックに問題があります。 
 
内部にゴム部品を使っていますから 
劣化してダメになった可能性も。 
 
エンジンがかからないときの 
点検場所の一つです。 
 
 
priの用途も口で吸うことも 
自分でメンテナンスをしないなら 
関係ないですけどね。 
 
自分でメンテナンスは一切しない。 
 
そう割り切るのも悪くないと思います。 
 
 
バイク屋はプロ。 
 
 
素人より作業が速く正確でしょう。 
 
自分の作業時間を考えれば 
お店任せの方が安いかもしれません。 
 
 
そんなメンテナンスをしない人でも 
onとresは重要です。 
 
キャブ車に乗るなら 
これだけは覚えておきましょう。 
 
切替を忘れると完全なガス欠という 
痛い目にあいますよ。

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