キャンプツーリングの装備を初めて買う時は
必要な物が分からなくて悩むと思います。
経験者の方もそうじゃなかったですか?
僕が初めて買った時は学生でした。
まだネット通販のなかった時代。
扱っているお店も少なければ
商品自体も少なかったです。
選択肢自体が少なかったのに
それでもどの商品がよいか
迷った記憶は残っています。
今はネットで検索すれば
もの自体は数多く見つかりますよね。
そのかわり選ぶという行為が
昔より難しくなっていると感じます。
装備の基本的な知識を持っていれば
選ぶ時の迷いも少なくなりますよ。
キャンプツーリングを生活として考えると
「衣食住」の装備が必要です。
・着る物の「衣」
・調理器具などの「食」
・テント、寝具などの「住」
この考え方をして用意をすると
忘れ物もなくなりますよ。
このカテゴリでは
道具と服装についてまとめていきます。
詳しいことは個別の記事で書きますが
概要としてこちらにも少し書いてみます。
まずは「衣」。
着る物から。
登山やスキー、スノボなどの
アウトドア活動の時に着る服装。
バイクでも使えそうですよね。
僕も下着や中間着は
アウトドア用品を利用しています。
でも、ジャケットはバイク用を使っています。
見た目は似ていますが
要求される性能が違うんですよ。
バイクの方が過酷な状況で使われます。
冬の雨の高速道路を想像してもらえれば
分かりやすいと思います。
時速100キロで雨に当たる。
そんな状況は通常のアウトドア活動だと
ありえませんよね。
外気温が低い上に風にも当たります。
体感温度はスキー場よりも
はるかに低くなります。
生身の体でそんな過酷な状況になる事も
極地でも目指さない限りありませんよね。
アウトドア用のジャケットは
体を動かす前提で作られています。
動きやすいように
多少余裕がある作りの場合もあります。
バイクも動きやすい方が良いですが
あまり余裕がある作りだと
風でバタバタして邪魔です。
冬でも動けば汗もかきます。
アウトドアでは
蒸れないようにすることも
重要な要素の一つです。
湿気を放出するために
開閉できる場所もあるくらいです。
バイクだと冬に乗っていて
汗なんてかきませんよね。
余分な開口部がない方が
保温には有利ですし。
キャンプツーリングは
バイク寄りで考えて大丈夫です。
テントサイトで汗をかくほど
激しく動くことはないでしょうから。
テントの外で飲食をする時も
動きませんよね。
通常の宿泊をするキャンプツーリングは
バイクと同じで保温性重視にしましょう。
次は「食」。
食材や調理道具などです。
自炊するかどうかで
装備も違ってきます。
全て外食や弁当などでまかなうなら
調理道具はいりませんよね。
箸やスプーンなどの食べる道具も。
まずはそこを決めましょう。
「本格的な自炊はしないけど
お湯くらいは沸かしたい。」
そう言う人はバーナーと
適当な鍋一つで十分です。
インスタントラーメンを作ったり
レトルト食品を暖める程度のことは
これだけでも出来ます。
温かいお茶やコーヒーも飲めますし。
ご飯を炊いたりする本格的な自炊になると
調理道具も増えていきます。
自分がどこまでやるかよく考えて
持ち物を決めましょう。
最後は「住」。
寝る場所を確保すると考えると
「食」と違って必ず持ちます。
テント、寝袋、マットは
キャンプの必需品です。
かなり旅に慣れている場合は
テント無しの人もいますが。
普通の人にはおすすめできない
ツーリングスタイルです。
テント、寝袋、マットとも共通で
言えることがあります。
収納時の大きさ、重さが
製品によって違うと言うことです。
素材や機能によって
かなり違いがあります。
分かりやすいのが寝袋です。
ダウンと化学繊維。
封筒型とマミー型。
この組み合わせで
大きさがかなり変ってきます。
一番小さいのがダウンのマミー型。
一番大きいのが化学繊維の封筒型。
重さと大きさでどちらが重要かと言えば
僕としては大きさです。
積載性に関わってきますから。
バイクは荷物を載せるスペースが
限られていて狭いです。
キャンプツーリングの装備は多くなりますから
少しでも小さい方が良いです。
だから寝袋も一番小さくなる
ダウンのマミー型を使っています。
重さは二人乗りをすることを考えれば
荷物だったらもっと軽いでしょう。
だからあまり気にしていません。
走りを楽しもうと思ったら
軽いにこしたことはないですけどね。
軽いと言っても
それなりの量を積むわけですから
割りきって考えています。
キャンプツーリングの装備について
概要だけですがまとめてみました。
色々書いてきましたが
正解は人によって違います。
荷物を少なくして走りを重視したい人。
走るのはほどほどにして
キャンプ主体でのんびりしたい人。
どちらも正解ですから
装備も違って当然です。
経験を積んでいけば
考え方も変るかもしれませんし。
個別記事で詳細を書いていきますから
そちらも参考にしてみて下さい。
それらの情報ををもとにして
あなたらしい旅のスタイルを
考えていきましょう。
そのお手伝いが出来れば嬉しいです。