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バイクでフォグランプの配線はどうする?基本的な取り付け方

この記事は約 11 分で読めます。

配線の基本はこれだけです。
管理人のヒキです。 
 
今日はフォグランプの配線について 
お話をしたいと思います。 
 
まず最初にお断りしておきますが 
今回はあくまで配線方法です。 
 
フォグランプを取り付けるには 
法律的な制約があります。 
 
そちらに関しては 
今回の記事では扱いません。 
 
正直言って車検を受けなければ 
よほどひどくない限り 
警察に止められることもないでしょう。 
 
他車が混乱するような光の色や 
まぶしく感じる向きにしなければ 
実害はありませんからね。 
 
そのあたりは自己責任でお願いします。 
 
 
取り付けに話を戻すと 
フォグランプの配線は分かりやすいです。 
 
電気の基本を理解するのに 
ちょうど良いと思います。 
 
今回の記事では簡単に付けることを 
重視しながら説明していきますね。

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フォグランプの配線は難しい?

配線の基本

フォグランプの基本は配線が2本。 
 
バッテリーのプラスとマイナスに 
それぞれつなげば光ります。 
 
説明のために小さな豆電球と乾電池に 
置き換えてみますね。 
どちらも線が2本出ているだけの電球です。
 
乾電池がバッテリー。 
 
豆電球がフォグランプだと 
思ってください。 
 
一番簡単なのは下の画像のように 
バッテリーに直接つなぐ 
いわゆるバッ直配線。 
バッテリーに直接繋いだ状態です。
 
フォグランプの動作確認として 
試してみるのも良いと思います。 
 
 
今のフォグランプはほとんどLED。 
 
プラスとマイナスがありますから 
間違えないでくださいね。 
 
逆にすると点きませんよ。

バッ直の問題点

バッ直は簡単ですが問題が二つあります。 
 
・過電流のトラブルに対応できない。 
 
・ライトを消せない。 
 
それぞれに対応していきますね。 
 
 
過電流対策としてヒューズを入れます。 
 
分かりやすくバイクに使われているのと 
同じヒューズです。 
ヒューズを取り付けました。
 
フォグランプにトラブルが起きて 
過電流が流れた場合 
ヒューズが切れて電気を遮断します。 
 
僕は今までお世話になったことは 
ありませんけどね。 
 
それでも安全対策ですから 
必ず入れておきましょう。 
 
配線が加熱して燃えたりしたら 
車両火災になりますよ。 
 
 
ヒューズを入れて 
過電流対策は出来ました。 
 
後は消せるようにするだけ。 
 
間にスイッチを入れれば 
消せるようになります。 
スイッチも取り付けました。
 
画像はスイッチの足が3本ありますが。 
 
汎用スイッチなら2本が多いです。 
スイッチを上に上げれば切れます。
 
ヒューズとフォグランプに 
それぞれつなげば配線終了です。 
 
これで消せるようになりました。 
 
フォグランプは2個つけると思います。 
 
スイッチの後にもう一つも繋げましょう。 
 
 
バイクの車体でも同じように配線すれば 
とりあえず使えます。 
配線の基本はこれだけです。
 
とりあえず使えますが 
切り忘れるとバッテリーが上がります。

切り忘れ対策

切り忘れを防ぐためには 
キースイッチと連動させたほうが 
安心、安全です。 
 
簡単なのはヒューズ電源を使うこと。 

ヒューズ電源 10A
 
これを純正のヒューズと差し替えます。 
 
 
ヒューズ電源から出ている配線に 
フォグランプのプラス配線をつなぎます。 
 
間にスイッチが入っても大丈夫です。 
 
2個の場合はスイッチの後から 
もう一つ追加。 
 
マイナスはバッテリーやボディアースへ。 
 
これだけで配線終了です。 
 
 
・キースイッチを入れないと点かない。 
 
・キースイッチを切ったら消える。 
 
 
これを確認しておきましょう。 
 
バイクのヒューズはほとんどが 
キースイッチと連動しています。 
 
ですが時計の電源用などで 
常時電気が流れている場合もあります。 
 
キースイッチに関係なく 
動作するようなら 
他のヒューズに代えてみましょう。

注意事項

現在のフォグランプは 
ほとんどLDEだと思いますが。 
 
昔ながらのハロゲン球は 
消費電力に注意が必要です。 
 
 
ヒューズ電源は一般的に 
差し替えたヒューズの半分くらいしか 
電気を流せません。 
 
配線に細長い管ヒューズが 
ついていると思います。 
 
10A(アンペア)のヒューズを 
差し替えたら 
5Aの管ヒューズがついているとします。 
 
フォグランプの消費電力が 
2個で60Wだとして。 
 
電流×電圧=消費電力 
 
5A×12V=60W 
 
60Wだと5A使うので 
ヒューズが切れて使えなくなります。 
 
この場合はリレーを使って 
別の回路作る必要があります。 
 
リレーを使う場合については 
こちらの記事を参考にしてみてください。 

バイクの電源取り出しにリレーを使う。キー連動が便利で安心
バイクの電源取り出しにリレーを使う方法があります。ヒューズ電源のほうが簡単ですが、つなぐ電装品によっては容量に不安がある場合もあります。どちらのやり方も覚えておいて、電力の消費が大きい場合はバイクの電源取り出しにリレーを試してみましょう。

今回の記事では簡単に取り付ける配線を 
重視しているので 
リレーは別記事に任せます。 
 
LEDのフォグランプなら 
60Wも使わないですしね。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
フォグランプの配線方法について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・プラスとマイナスに繋ぐだけでも 
点灯する。 
 
・バッテリーのプラスとの間に 
ヒューズとスイッチを入れる。 
 
・ヒューズ電源を使うと切り忘れ防止。

 
フォグランプの取り付け自体は簡単です。 
 
バッテリーのプラスとマイナスに 
直接つないでも光ります。 
 
それだけだと実用は無理ですが。 
 
バッテリーのプラスと 
フォグランプの間に 
安全のためにヒューズを入れる。 
 
配線のどこかに 
ON、OFFスイッチを入れる。 
 
スイッチで電気の流れを 
物理的に切るのでどこでも大丈夫ですが。 
 
一般的にはヒューズと 
フォグランプの間が多いです。 
 
 
スイッチの後で二股に分岐。 
 
もう一つのフォグランプも 
ここに取り付けましょう。 
 
切り忘れの心配はありますが 
これだけでも実用は出来ます。 
 
 
消費電力が少ないなら 
ヒューズ電源で切り忘れは防げます。 
 
消費電力が多いならリレーを使う。 
 
バッ直なら簡単ですし 
リレーを使う回路も作れる。 
 
電気の勉強をするのに 
最適な後付け部品だと思います。 
 
「習うより慣れろ」で 
実際に手を動かしてみると 
分かることも多いですからね。 
 
USBやシガーソケットを使った 
アクセサリー電源増設なども 
考え方は同じです。 
 
フォグランプの取り付けが出来れば 
他の電装品も出来ますよ。